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2003セキュリティ十大ニュース
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ウィルス/ワーム トップ10
脆弱性 トップ10
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Internet Explorer、Outlook、Outlook Express、およびOperaだけを保護する無料版と、より高度な機能を持つ29ドルの有料版がある。 |
「吉川氏はまず、「パッチを当てなくても、一定以上のセキュリティを保証できるようにしたい」という。ファイアウォールやパーソナルファイアウォール、サービスの設定方法などを変更し、現在よりセキュアな状態を作り出すことにより、「脆弱性が存在していても、それに対して攻撃できない環境」を構築するというものだ。これは、Windows XP SP2が目指すところでもあるという。 」 パッチのリリース間隔が長くなれば当然脆弱な状態も長くなる。しかし、パッチ当てという後手の対策よりも、よりセキュアな状態を作ることができれば 0day exploit 対策としても一歩前進することになる。 |
パッチの提供スケジュールを変更した背景として興味深いコメントがある。 「開発者は、マイクロソフトが公開するパッチをアセンブラなどの低レベル言語で解析する“リバースエンジニアリング”技術を利用して攻撃コードを作成している場合が多い。しかもその技術は洗練されてきており、「現在ではほぼ自動化しているため、かなりの短期間でコード開発が可能(吉川氏)」な状況になってきているという。」また「パッチをリリースするたびに、犯罪者に対してヒントを与え続けていた。これがパッチを月1回にした最大の理由と言ってよいだろう」とも。 パッチが攻撃者にヒントを与えてしまうとは、まさにいたちごっこの様相である。 |
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No Security Bulletins for December Monthly Release (December 8, 2003) Microsoft had no security bulletins to release December 9, 2003, as part of its monthly release cycle for December. |
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今度は Gentoo Linux とFree Software Foundationのサーバに侵入事件が発生した。いずれも rootkit がインストールされていた模様。rsync の脆弱性は、rsync server として使っている場合に、リモートで攻撃が成立する。 |
Red Hat Linux 9 をベースにしたブータブルLinux "ADIOS" は、User Mode Linux、 が設定済みであり、また Live CD 以外であればSELinux カーネルで起動でき、さらに LIDS もオンにして起動できる。 |
社内システムに「検疫所」をという話もあったが、ワームに感染した時に全社に拡散するのを防ぐ目的で部署間に設置したり、無線LAN のアクセスポイントと社内LANへの境界に設置したり、ファイアウォールの需要は増えていくだろう。 |
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